フィリップ島、バードウォッチングとペンギン保護&環境ボランティア

 
世界一小さなリトルペンギンが、砂浜をヨチヨチと列を成して歩くキュートな「ペンギンパレード」が人気のフィリップ島で、バードウォッチングツアーが始まりました!

かわいいペンギンパレードまた、ただペンギンを見るだけじゃなく、ペンギンやコアラなどの野生動物保護と環境保全について学ぶことができるボランティア体験プログラムも始まっています。

フィリップ島で体験できる、環境問題に興味のある人に、とくにおすすめの2つのエコツアー/プログラムをご紹介します!
 
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フィリップ島は、野鳥の楽園

オオアジサシの営巣地でもあるフィリップ島

島内の鳥見ポイントをすべて網羅したバードウォッチングツアーフィリップ島の北東部の海峡は、見た目よりも浅瀬になっていて、干潮時は巨大な干潟となります。

この干潟は、ラムサール条約にも登録されており、この地でしか見られない水鳥や、遠く北半球との間で渡りをする水鳥たちの楽園。

また、島内にはいくつもの湿地帯や入り江、湖があり、集まってきた鳥たちの休息の場および営巣地となっています。

こうした水場では、黒鳥やペリカン、ロウバシガンなどの大型の水鳥や多種類のサギやカモなどの固有の鳥たちを見ることができます。海沿いでは、 固有種のオーストラリアクロミヤコドリをはじめ、アホウドリやカツオドリなど、日本ではなかなかお目にかかれない珍しい水鳥も高確率で見られます。

絶滅が危惧されるスグロチドリ(Hooded Plover)そして、島の南部の砂浜には、オーストラリアの固有種で絶滅が危惧されるフーデッドプロバー(Hooded Plover 和名:スグロチドリ)が生息しています。

また、フィリップ島は、日本との間でも渡りをするハシボソミズナギドリの一大繁殖地でもあります。

さらに、島内の森林地区には、森を棲み家とするコマドリやヒタキ属の小鳥たちやオーストラリアならではのインコ、オウム系のカラフルな鳥たちもたくさん!

美しいカワセミやワライカワセミ、ミツツイ系の鳥なども数多く生息しています。

近年では、珍しい水鳥や森林に生息するブッシュバードを目当てに、世界中のバードウォッチャーが訪れるようになりました。

 

フィリップ島 バードウォッチングツアー

美しいスワンレイクは、水鳥の楽園

こうしたバードウォッチングに最適なポイントをしっかり押さえたツアーが、2013年9月から始まったバードウォッチングツアーです。観測地は、日本ではほとんど知られてない、島内きっての素晴らしい景観のところばかり。

青い色が美しいルリオーストラリアムシクイ(Blue Wren)また、午前ツアーでは、誰もいないオープン前のコアラ保護センターでの観測もあります。本当にたくさんの鳥たちと絶景(コアラも独り占め)が楽しめるツアーです。

ツアーの催行は2名からで、1日ツアーがメインですが、午前または午後のどちらかにすることも可能。まだ始まったばかりで、ツアーの時間は割とフレキシブルに対応できるそうです。

また、1日ツアー、午後ツアーには、ペンギンパレードの特別席「ペンギンプラス」での見学が含まれています。ツアーの開始時間は、季節により異なりますので、まずはE-メールで相談してみてください。問合せは、以下のページから。

フィリップ島バードウォッチングツアー
フィリップ島バードウォッチングツアー・パンフレット ※PDFファイル、見られる鳥の名前も一部掲載

 

フィリップ島レンジャー ボランティア体験プログラム

フィリップ島レンジャーの仕事を体験するボランティアプログラム

ボランティアプログラムでは、野生のコアラの個体数カウントなどもペンギンパレードで有名なフィリップ島ですが、現在ペンギンパレードが見られるサマーランド半島は、1920年代から宅地開発がなされ、環境破壊が進み、ペンギンの数が激減しました。こうした状況を危惧したビクトリア州政府が、宅地の買戻しを行い、2010年までにすべての建物が撤去され、現在は、自然環境の復元作業が行われています。

島を元通りの自然環境に戻し、野生動物たちと共存していくために、フィリップ島自然公園事務局のレンジャーが日々活動しています。そのレンジャー活動のお手伝いをしながら、環境保全について学ぶことができるのが、ボランティア体験プログラムです。

フィリップ島レンジャーの仕事を体験するボランティアプログラムで植林この体験プログラムでは、ただ単にペンギンを見て帰るだけではわからない、フィリップ島の裏方を知ることができ、地道な努力があってこそのペンギンパレードなのだと実感できます。

また、地球の環境問題について知っておきたい様々な知識を得られ、普通の観光旅行では絶対にできない、かけがえのない体験ができます。生物の多様性や環境問題に少しでも興味のある人なら、大きな収穫になること間違いなし!

欧米では、このフィリップ島レンジャーのボランティア体験を交換プログラムとして導入している大学もあり、環境問題について更に興味を持つきっかけとなっているそうです。

オーストラリア南部に生息するロウバシガン(Cape Barren Geese)知的好奇心をくすぐる体験プログラムは、普通の海外旅行ではない、ちょっと違った体験をしたい人にもぴったり!

半日から参加でき、1人でも少人数のグループでも対応可能です。団体の場合は、応相談。日数などはフレキシブルに対応できるそうです。詳細は、E-メールにて問合せ、スケジュールの調整をしてください。

※レンジャー活動の詳細は、「エコナビ」の「オーストラリアの野生動物保護」でご紹介しています。興味のある方は合わせてどうぞ♪
【エコナビ・コラム】野生動物と共存するために -ペンギンの島、フィリップ島の挑戦

フィリップ島レンジャー ボランティア体験プログラム

 
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フィリップ島自然公園 Phillip Island Nature Parks
電話: + 61 3 5951 2800
Fax: + 61 3 5956 8394
一般のお問い合わせは、こちらのメールフォームから。

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Special Thanks to: Phillip Island Nature Parks. and Tourism Victoria.
※当記事で使用している鳥の写真の一部は、フィリップ島自然公園からお借りしています。無断使用禁止ですのでご注意ください。

注意)記載の情報/データは2013年12月時点のものです。

この記事を書いた人
Miki Hirano平野 美紀 icon-link icon-twitter icon-facebook icon-google-plus
人工物よりも自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報を発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住18年。
執筆依頼、取材代行、メディア・コーディネート等、承ります。こちらまでお気軽にお問い合わせください。
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Wave Planning Pty Ltd.

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ウェーブ・プランニング:  1998年からオーストラリア情報を発信し続け、取材先件数は5,000ヶ所以上。オーストラリアに関する取材や撮影などのメディア・コーディネート、取材代行などをしています。本拠地はシドニー。 ★メディア・コーディネート、取材代行、執筆・撮影依頼等、承ります。こちらまでお気軽にお問い合わせください。