田舎のプレスリーがいっぱい?パークス・エルビス・フェスティバル 抱腹絶倒のパレードとお祭りの謎 Part2

 
あっちを見ても、こっちを見ても、エルビス・プレスリーだらけ!という、ユニークなお祭り「パークス・エルビス・フェスティバル」。

お祭りの概要はこちらのPart1でご覧いただくとして・・・本記事では、このお祭りのメイン・イベントともいえるパレードをご紹介!

そして、誰もが知りたい(?)このお祭り最大の謎=「なぜ、人より羊のほうが多いようなオーストラリアの田舎町でエルビス・プレスリーなのか?」に迫ります。

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お祭りが最高に盛り上がるパレード

 
5日間に渡るお祭り開催期間中の土曜日は、お祭りが最高潮に達します。

パークスのそれほど長くないメイン・ストリートの沿道には、パレードを一目見ようという人達でいっぱい!

パレードのテーマは、もちろん、エルビス(笑)。

思い思いのエルビスを表現するユニークな人々と、エルビスが全盛を極めた時代のクラシック・カーなどが次々と登場し、最後まで飽きさせません。

エルビス・フェスティバルに行くなら、このパレードは絶対見逃せない!!

他にも、メイン会場となる広場を中心に、町のそこかしこで、ライブ・コンサートやそっくりさん大会、バスカーズ(エルビスに扮したストリート・パフォーマンス)など、イベントが途切れることなく行われていますし、マーケットでお土産用のエルビス・グッズ探すのもおすすめです。詳細はこちら。

 

謎のパークス・エルビス・フェスティバル

パークスの町の中心に建つエルビス・プレスリー像
パークスの町の中心に建つエルビス・プレスリー像

でも・・・誰もの頭の中によぎる「???」のクエスチョン・マーク…

それは、なぜ、人より羊のほうが多いような田舎町で、エルビス・プレスリーなのか?何の所縁があるわけ?? という疑問。

その謎を解くために、このお祭りの歴史を振り返ってみましょう!

田舎町のパークスで、初めてエルビスに関するイベントが行われたのは、1993年のこと。

エルビス・プレスリーの誕生日である1月8日に、地元のカップルが経営する「グレースランド・レストラン」で、地元の人たちが200人ほど集まり、プレスリーが残した数々のヒット曲や映画を楽しむたった一夜のイベントが行われました。

主催者のカップルが経営するレストランの名称「グレースランド」は、エルビス・プレスリーの邸宅名「グレースランド」から付けられたもの。このことからもわかるように、このカップルと集まったファンの人たちが、皆で集まってプレスリーを懐かしむ機会を作ったことが、お祭りの基礎となったのです。

パークス中心部から少し離れた静かなエリアに建つグレースランド・ホテル
パークス中心部から少し離れた静かなエリアに建つグレースランド・ホテル。注)最初にプレスリー・イベントが行われたレストランは今はもうありませんので、ここではありません。

翌年からは、イベントの数を増やし、やってくるお客も増え、数年間に渡って2日間のイベントとして開催されていったそうです。

そして、2005年には、約3,500人が参加する町のイベントへと発展。2006年には、さらに参加者が増え、5,000人規模のお祭りとなりました。

この頃から、豪国内のメディアに取り上げられる機会も格段に増え、「パークス」の名が一躍知れ渡るお祭りに!

年を重ねるごとに、イベントの数も日数も増え、訪問客は年々増加。ここ数年は、20,000人以上が集まる一大祭りとなっています。

26回目を迎えた今年(2018年)は、上記でもご紹介した通り、エルビス祭り専用列車も2台に増便され、5日間に渡って150以上のイベントを開催。列車から降りてくる乗客の中には、毎年のように訪れるという日本のプレスリー・ファンの姿も!

大いに盛り上がった今年も、人口の2倍以上の約25,000人がお祭りを楽しみました。

 

高齢化社会の“鏡”としてのお祭り

お祭りには高齢のご夫婦やお友達同士もたくさん!皆、それぞれ仮装して楽しんでいます。
お祭りには高齢のご夫婦やお友達同士もたくさん!皆、それぞれ仮装して楽しんでいます。

この「パークス・エルビス・フェスティバル」に参加してみて、一番感じたことは、世界的な高齢化社会問題の「一筋の光」となるのではないか?ということです。

エルビスの全盛期を知るファンは、もう60代後半から70代のはず。そうした年頃の人たちが、若い頃を思い出し、昔に戻って心の底から楽しんでいる様子は、高齢化社会なんてくそくらえ!というムードでいっぱい(笑)。

おじいちゃんやおばあちゃんが、かつらや衣装で仮装し、体をくねらせながら踊り、歌い、大いに笑う姿は、本当に幸せそう! 頭と体の活性化にも繋がりそうです。

 
そして、エルビスという世界的なスターを通して、若いファンや子供達との世代を超えた交流が育まれ、人種や年齢に関係なく、人と人の繋がりと支え合う大切さを教えてくれるよい機会なのではないかと思いました。

バカバカしいことに真剣に取り組み、ハチャメチャに楽しむオージーたちに混じって、何もかも忘れてバカ騒ぎすれば、嫌なことも辛いことも吹っ飛んで、人生が変わるかもしれませんよ!?

ともあれ、「パークス・エルビス・フェスティバル」は、老若男女が「エルビス・プレスリー」という伝説のスターを通して、ひとつになれる本当に最高なお祭りでした。

エルビス、サイコー!!
来年も行きたい(笑)

お祭りのスケジュールは、毎年9月頃発表予定です。詳しくは以下の公式サイトで。
Parkes Elvis Festival 公式サイト

パークス・エルビス・フェスティバル
パークス・エルビス・フェスティバル

注意)記載の情報/データは2018年1月20日時点のものです。

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この記事を書いた人
Miki Hirano平野 美紀 icon-link icon-twitter icon-facebook icon-google-plus
人工物よりも自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報を発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住20年。
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Miki Hirano

人工物よりも自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆やラジオやテレビ出演などで情報を発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住18年。 ★執筆依頼、メディア・コーディネート等、承ります。こちらまでお気軽にお問い合わせください。