オーストラリア旅行の観光ビザETA とワーキングホリデー・ビザ

2016年7月更新:ワーキングホリデー・ビザの項を追加、ビザ申請料金料金改定のお知らせなど

 

オーストラリア旅行に必要な観光ビザETA

オーストラリアへの旅行には、ビザが必要です。観光用は、短期滞在用のETAという電子ビザになります。
このビザでは、3か月までの短期観光と短期商用・公用活動(一般的なビジネス・雇用に関する商談、市場調査、契約の交渉、ミーティングなど、謝礼を伴わない学会・展示会・セミナー参加など)が可能です。

ETAビザは、オーストラリア政府認可の航空会社を利用する場合、ビザの登録番号がパスポートにリンクされるだけなので、申請時にパスポートを提出する必要はありません。

パッケージ・ツアーの場合は、申し込んだ旅行会社で取得代行してくれるようですが、手数料などが必要なこともありますので、要確認のこと。

ETAは1回の申請につき3ヶ月間の滞在が許可され、有効期間は1年間。1年以内の旅行であれば、オーストラリアに再入国することも可能です。ただし、ETAが発給された後、新しいパスポートを取得(更新)したり、記載内容に変更が生じた場合は、新たにETAを取得しなおす必要があります。

個人で取得する場合は、下記のオーストラリア政府のオンライン・ビザ・システムから、日本語で申請できます。
2016年7月現在、登録手数料はA$20。クレジットカードでの支払い可。

オース トラリア政府 ETA(電子入国許可)システム(日本語)
ETAビザ(サブクラス 601)(日本語)

また、2016年7月1日より、ETA以外のオーストラリア訪問・滞在ビザについて、申請料金が変更になりました。詳細は以下のページで。

2016年7月1日から:ビザ及び国籍申請料金改定のご案内(日本語)

 

ワーキングホリデー・ビザ

日本とオーストラリアは、ワーキングホリデー協定を結んでいます。ビザ申請時に18歳以上30歳以下の人は、ワーキングホリデー・ビザを取得することで、最長1年間オーストラリアで観光・就労することができます。

また、決められた条件を満たしていれば、セカンド・ワーキングホリデー・ビザを取得することで、一生涯で2回までの発給も可能。オーストラリアでは、最大2回のワーキングホリデーが体験できるようになりました。

ただ、セカンド・ワーキングホリデー・ビザを取得したことで、滞在期限を勘違いし、不法滞在となっているケースが後を絶ちません。悪質とみられた場合、強制退去や二度とオーストラリア入国ができなくなるなどの処罰が下るケースもありますので、十分ご注意ください。

ワーキングホリデー・ビザ(サブクラス 417)(日本語)

 

ワーキングホリデー・ビザの変更点

2015年11月21日より、ワーキングホリデー・ビザの規定が変更になりました。

この改定により、これまで1雇用主の下では3ヶ月間しか就労できなかったところが、1雇用主につき、最長6ヶ月まで働くことが可能に!

さらに、オーストラリア北部地域のみ(ノーザンテリトリー、クイーンズランド州と西オーストラリア州の北部のみ)1雇用主につき、最長12ヶ月まで働くことが可能になりました。詳細は以下のページで。

2015年11月21日より開始:ワーキングホリデービザ保持者が、1つの雇用主の下で就労可能な期間の延長に関するご案内(日本語)

注意)記載の情報は2016年7月時点のものです。2011年初稿。

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この記事を書いた人
Miki Hirano平野 美紀 icon-link icon-twitter icon-facebook icon-google-plus
人工物よりも自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報を発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住20年以上。
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ウェーブ・プランニング:  1998年からオーストラリア情報を発信し続け、取材先件数は5,000ヶ所以上。オーストラリアに関する取材や撮影などのメディア・コーディネート、取材代行などをしています。本拠地はシドニー。 ★メディア・コーディネート、取材代行、執筆・撮影依頼等、承ります。こちらまでお気軽にお問い合わせください。