オーストラリアの概要と地図
2016年7月更新:人口数など変更
オーストラリアの地図
オーストラリアという国のかたち
オーストラリアは、6つの州と1つの準州、首都特別区から成り立つ世界唯一の大陸国家。日本の約20倍もの面積でありながら、人口は2016年7月時点で約2千400万人と日本の5分の1程度。
オーストラリアの人口は、移民の受入れなどにより増加傾向にありますが、政策で民族的に偏りがでないよう考慮されています。オーストラリアの現在(今この瞬間)の人口は以下のサイトで確認できます。たまに覗いてみると面白いですよ!
▼オーストラリアの瞬間人口がわかるポピュレーション・クロック Population Clock(英語)
オーストラリアの首都
オーストラリアの首都はキャンベラ。オーストラリア連邦の直轄地として、1つの街が1つの行政区として成り立ち、政府関連機関や各国大使館はこの街に置かれています。
キャンベラは、シドニーの南、ニューサウスウェールズ州内の内陸部に位置しています。交通の便もあまりよくないこの場所に、なぜ首都が作られたのか?
それは、イギリス植民地から独立する際、最初の入植地として栄えていたシドニーとその後首都となったメルボルンの間で、首都争奪戦が繰り広げられたから。結果、両者のどちらでもなく、そのちょうど中間あたりに位置する場所に首都を建設することで、難局を乗り切ったというわけです。
オーストラリアの州と州都
- キャンベラ首都特別区
- ニューサウスウェールズ州 -州都:シドニー
- クイーンズランド州 -州都:ブリスベン
- ビクトリア州 -州都:メルボルン
- タスマニア州 -州都:ホバート
- 南オーストラリア州 -州都:アデレード
- 西オーストラリア州 -州都:パース
- ノーザンテリトリー(準州) -州都:ダーウィン
⇒各州の特徴、及び詳細は、「オーストラリア州|エリア」情報で。
オーストラリアの主な交通手段
オーストラリアの人口ほとんどは、東海岸部に集中し、西部や南部でも温暖で住みやすい気候である海岸部に街が点在しています。それ以外の場所は、町があっても非常に人口が少ない過疎地帯。
そのため、人口が集中する都市部を除き、交通網はあまり発達していません。都市間の移動は国内線飛行機がメインとなります。その他、長距離バスや鉄道もありますが、便数はそれほど多くなく、主要都市間のみ1日数本程度、その他の町を結ぶ路線は週に3~5本程度、長距離列車は週に数本程度しかありません。
都市間は、主要幹線道路によって結ばれています。主要道路は舗装されているところが多くなっていますが、少し脇道へ入ったりすると未舗装の道路がまだまだたくさん残っています。
⇒詳細は、「オーストラリア国内の交通」情報で。
オーストラリアの祝祭日
オーストラリアの祝祭日は、国全体が休日となるものと州毎に異なるものがあります。オーストラリア全体の祝祭日は以下の通り。ただし、実施月日は年により変更になることもあります。
- ニューイヤーズ・デー 1月1日
- オーストラリア・デー 1月26日
- グッド・フライデー ※3~4月にかけて毎年変更になる
- イースター・マンデー※3~4月にかけて毎年変更になる
- アンザック・デー 4月25日
- 英女王誕生日 ※ほとんどの州で6月だが、西オーストラリア州のみ9月
- クリスマス・デー 12月25日
- ボクシング・デー 12月26日
注意)記載の情報は2016年7月時点のものです。
人工物よりも自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報を発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住20年以上。
★執筆依頼、取材代行、メディア・コーディネート等、承ります。こちらまでお気軽にお問い合わせください。