Day 10 世界最大級の一枚岩・ウルルと、もうひとつの世界最大級の一枚岩 -シドニー~ダーウィン21日間 7千キロ
2015年5月27日から21日間かけて、キャンピングカーで陸路を辿り、冬到来のシドニーから熱帯のダーウィンを目指したオーストラリア縦断の旅。ゆるゆると更新しています。ようやく半分道中…(笑)
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第10日目: 6月5日 世界遺産ウルル-カタジュタ国立公園
◎本日の走行距離=343km
今朝も昨日同様、キングスキャニオンこと「ワタルカ国立公園」の渓谷から昇る朝日を見るために、まだ太陽が昇る前にサンライズ・スポットへ。
よいお天気にも恵まれ、昨日にも増して、見物人が多い。
山肌がうっすらと紅く染まり、昇りはじめた太陽が、山並みの向こうからダイヤモンドのように煌めく瞬間は、固唾を呑んで見守っていた人々の口から思わず「おぉぉ~!」という声が漏れ、どよめきが地鳴りのように湧き起こる。
大自然の夜明けは、それほど感動的♪
今日は、朝食を早めに食べて、もう一度、ワタルカ国立公園内へ向かう。
昨日歩けなかった、もうひとつのウォーキング・コース「キャニオンクリーク・ウォーク」を歩くためだ。
でも、今日の最終目的地は、さらにその先、300kmほど南西へ向かったところにある、“あ・そ・こ”…
世界最大の一枚岩・ウルル だ!
ウルルを訪れるのは、この旅のハイライトのひとつでもある。
いつもよりも簡単に朝食を済ませ、出発前に給油して、まずは、ワタルカ国立公園へと移動。
脇目も振らずに「キャニオンクリーク・ウォーク」を目指す。
今日も真っ青な空が広がり、快晴だ!\(^o^)/
Day10 素晴らしい青空が広がっているワタルカ国立公園。#NTaustralia #SydneyDarwin21Days #RoadTrip #Australia #SA http://t.co/miQ9dokmGC pic.twitter.com/d5vBwvYB5J
— 平野美紀 Miki Hirano (@mikihirano) 2015年6月5日
車を停め、ウォーキング・コースの入り口へ行く途中にある休憩所(ベンチと説明があるだけ)をふと見ると、なんと、ここでWifiが無料で使えると書いてあるではないか!
このWifi無料のサービスは、ノーザンテリトリー政府観光局が提供しているようだ。
キングスキャニオン・リゾートもデータ通信が入らなかったため、丸二日ほど電波難民だったから、嬉しい!
ここで、一発、ツイートしてみると・・・
できた!!!\(^o^)/\(^o^)/
しかし、ものすごく遅い… しかも不安定で入ったり入らなかったりしてしまう…(^_^;
とはいえ、こんな僻地で、Wifi無料サービスを提供しているのは素晴らしいと思うと共に、時代の流れを実感。
Day10 ワタルカ国立公園でキャニオンクリークウォーク。いいお天気で気持ちいい!#SydneyDarwin21Days #RoadTrip #Australia #NTaustralia http://t.co/miQ9dokmGC pic.twitter.com/j81Kce5vj5
— 平野美紀 Miki Hirano (@mikihirano) 2015年6月5日
肝心のキャニオンクリーク・ウォークは、谷間を歩くコースになっていて、下から眺める渓谷の岩肌が美しい。
ここを歩くのは、二回目だけど、植生や小さな生き物などにも目を向けながら歩いたせいか、前回とはまた違った印象で、とてもよかった。
キャニオンクリーク・ウォークは、往復で1時間程度。
途中で少し凸凹があるものの、割と平坦で、以前に比べてコースが整備され、ほとんどが舗装されたパートになっているため、歩きやすく、年配者や小さな子供連れでもOKだと思う。
手軽にキングスキャニオンの大自然を満喫できる、おすすめのコースだ。
朝から1時間程のキャニオンクリーク・ウォークで気持ちいい汗を流した後は、いよいよ、本日の目的地であるウルルへ!
地図上で見ると、それほど遠くない…というか、近そうに見えるのだけど、実際にはまだまだ300km以上の距離がある、、orz
オーストラリア大陸、デカすぎ!(笑)
来た時と同じように、再び何もないアウトバックの道をひた走ること約2時間。
次々と襲ってくる欠伸をこらえながら、200km弱ほど走ったところで、見えてくるのが、日本ではまだほとんど知られていない“もうひとつの世界最大級の一枚岩”マウント・コナーだ!
ウルルへ向かう途中で見えてくる、もうひとつの世界最大級の一枚岩、マウントコナー。 #Day10 #SydneyDarwin21Days #Australia #NTaustralia http://t.co/miQ9dokmGC pic.twitter.com/hVKnSkiqPx
— 平野美紀 Miki Hirano (@mikihirano) 2015年6月6日
何台かの車がここで停まり、人々が遠くに聳えるマウント・コナーを眺めている。
後から来たウルルへ向かうツアー会社の車も停まって、ここでトイレ休憩を兼ねて、マウント・コナー見物しているようだ。
昔は、道路の路肩にちょこっと看板が立っていて、「ここからマウント・コナーが見えますよ」程度だったのだけど、立派なトイレもできて、ちょっとした展望所に変身していた。
しばし、マウント・コナーを眺めた後、走り出してすぐのところにあるカーティン・スプリングスで再び給油。
ここから、ウルル観光の拠点となる「エアーズロック・リゾート」のガソリンスタンドまで、90km弱だけど、エアーズロック・リゾートはガソリンがとても高いので、一応ここで入れておくことにした。
・・といっても、内陸部に入ってきてからは、既にどこも高いので、これが吉とでるか凶とでるかはわからない…(^_^;
いちいち店の人に声をかけて給油口の鍵を開け、給油してもらわないといけないので思いがけず時間がかかってしまった、、 さて、気を取り直して、あと90km弱のラストスパート!
カーティン・スプリングスを走り出して、1時間も経たないうちに、「エアーズロック・リゾート」の看板が見えてきた!
まずは、リゾート内のキャンプ・グラウンドに寄って、本日の寝る場所を確保。
・・と思ったら、キャンプ・グラウンドのレセプション棟の前には、キャンパーがずらりと並び、長蛇の列!
さすが、人気のシーズンだ。
受付の列に並ぶこと約20分。ようやく順番が回ってきた。
が、しかし・・ 今日は、もういっぱいだと!?!?
そんなことを言われても、このエリアには、ここ以外に泊まれる場所はないんだよ~?
気を取り直して、もう一度話をよく聞くと、通常のキャンプ・サイトは既に満杯なので、その先にある空き地を安く開放するから、それで我慢してくださいと言う。
まあ、ここでゴネても仕方ない。
だって、ここ以外に泊まれる場所はないのだから… とりあえず、そのオファーを受けることにした。
不便だけど、通常より少し安めの料金で泊まれることになったからよしとしよう。
寝る場所を確保したら、一目散にウルル-カタジュタ国立公園を目指す。 早くしないと日が落ちてしまう!!
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— 平野美紀 Miki Hirano (@mikihirano) 2015年6月5日
ちょうど半年前の1月に来た時に1年間有効のパスを買っていたので、公園入口のゲートをスムーズに通過。
日没30分前くらいのギリギリのタイミングで、サンセット・ポイントに到着。
よかった、間にあった!
早速、場所を決め、カメラをセッティング。
そして、日没5分前くらいから、久しぶりのツイキャス開始!さすが、有名観光地ウルルだけあって、電波はちゃんと入っている。(注:すべての通信会社ではないよう)
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— Tabimagウェブ旅マガジン@Wave (@TabimagWave) 2015年6月6日
んーーーーっ スンバラシイ夕暮れだった♪
いつまでも余韻に浸っている人々↓
ウルルのサンセットが終わった後、アウトバックの夕景を静かに眺める人々。#Day10 #SydneyDarwin21Days #Australia #NTaustralia http://t.co/miQ9dokmGC pic.twitter.com/vyHxWDRQVa
— 平野美紀 Miki Hirano (@mikihirano) 2015年6月5日
★こちらの記事では、ウルルのおすすめホテルを紹介しています。
◎第10日目:ノーザンテリトリーのキングスキャニオン・リゾートからウルル-カタジュタ国立公園まで、343km走破。今日までの積算距離:3,787km
<ツイートまとめ> オーストラリア縦断7,000キロ!シドニー~ダーウィン21日間ライブ(10日目)

人工物よりも自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報を発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住20年以上。
★執筆依頼、取材代行、メディア・コーディネート等、承ります。こちらまでお気軽にお問い合わせください。
