もうすぐメルボルンカップ!日本馬アドマイヤラクティが前哨戦優勝で高まる期待

 
来月11月4日は、いよいよメルボルンカップ!

メルボルンカップは、南半球最大の競馬レースであり、この日は「国の機能が止まる」と言われるほど、一般市民にも影響力のあるオーストラリア競馬最高峰のレース。

メルボルンカップは、単なる競馬レースにとどまらず、煌びやかなファッション&グルメも祭典としても欠かすことのできない、オーストラリア国内最大級のイベントでもあります。そのレースがどれほどすごいものなのかは、このページ下部でリンクを記載したコラムをお読みいただくとして…

今年2014年度は、日本の馬・アドマイヤラクティが参戦するため、現地は(いろいろな意味で)かなり盛り上がってきています!


コーフィールドカップでのアドマイヤラクティ優勝を伝える地元エイジ紙
コーフィールドカップでのアドマイヤラクティ優勝を伝える地元エイジ紙

注:今回のレースは、日本からアドマイヤラクティとバンデの2頭が出走予定で、来豪していましたが、バンデは腱の熱のため、現地の獣医からストップがかかり、出場取消となりました。【詳細記事

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アドマイヤラクティ、前哨戦コーフィールドカップで優勝!

アドマイヤラクティが快挙!豪GI「コーフィールドカップ」優勝
アドマイヤラクティが快挙!豪GI「コーフィールドカップ」優勝
先日の10月18日に行われた、メルボルンカップの前哨戦と言われるコーフィールドカップに出場したアドマイヤラクティ。

このレースで一緒に出走するはずだったバンデの悔しさを一掃する快走を見せ、見事優勝を果たしました!

このレースで優勝した馬が、本命レースであるメルボルンカップで良い成績を残すというジンクスがあるため(実際、そういうケースは多い)、メルボルンカップ前哨戦と位置づけられているわけですが、コーフィールドカップで日本馬が優勝したのは初めて。

 

日本馬として史上初、豪州最高峰級レースでの連勝なるか?!

豪州最高峰の競馬レース、メルボルンカップ
豪州最高峰の競馬レース、メルボルンカップ

日本馬が1,2着となったメルボルンカップ2006
日本馬が1,2着となったメルボルンカップ2006
メルボルンカップでは、2006年度に出場したデルタブルースとポップロックの日本馬2頭が、1着2着となり、オーストラリア国内は話題騒然となりました。

日本の馬が、豪州競馬最高峰レースでワン・ツー・フィニッシュをかっさらったことで、当時のオージー競馬ファンにとっては、「日本の馬はトラウマ」的になってしまったともいえる劇的なレースでしたが、今回同様に出場した当時のコーフィールドカップでは、デルタ・ブルース3着、ポップロック7着という、とりたてて騒がれることもない成績でした。

そのため、メルボルンカップ当日のオッズもそれほど高くなく、ある意味、『穴場』となっており、ただ単に、日本の馬を応援したい!という一心だけで賭けていた日本人が、かなり儲けたという逸話も残っています。

それが、今年は、日本馬がコーフィールドカップで優勝。果たして本番のメルボルンカップで、どんな結果がでるか?

※余談ですが、アドマイヤラクティは、このコーフィールドカップ優勝後、メルボルンカップ出場に対する検査で体重0.5kgオーバーが指摘され、ペナルティの危機という記事がでています。また、アドマイヤラクティが、豪州参戦後に帰国した日本で同月に行われる「ジャパンカップ」への出場も予定しているとかで、勝利時に獲得する賞金総額に対するクレーム(のようなもの)も豪州競馬関係者からでているよう。メルボルンカップへの出場権についてはクリアになりそうですが、馬主の方は日本へ帰国されるとか…

 

こんなにすごい!メルボルンカップの面白さ

華やかなファッションに身を包んだ女性たちであふれるメルボルンカップ
華やかなファッションに身を包んだ女性たちであふれるメルボルンカップ

冒頭でも書きましたが、メルボルンカップは、単なる競馬レースにとどまらず、煌びやかなファッション&グルメも祭典としても欠かすことのできないオーストラリア最大級のイベントとなっています。競馬ファンはもちろんですが、レースにはさして興味のない女性たちの盛り上がりようがすごい!(笑)

過去に取材した時のコラムの一覧をご紹介しますので、よかったらご一読を♪ その凄さと面白さを少し垣間見ていただけると思います。

スポナビ、全オーストラリア国民の誇り―メルボルンカップ
国が止まる瞬間を目撃する、メルボルンカップ
オーストラリアの春はメルボルンカップへ!
メルボルン春の陣 ~苦難の第1ラウンド (※メルボルンカップ取材裏話、ちょっと…いや結構笑えます。第3ラウンドまでありますので、ぜひ最後まで通しでご笑覧ください。)

注意)記載の情報/データは2014年10月時点のものです。

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この記事を書いた人
Miki Hirano平野 美紀 icon-link icon-twitter icon-facebook icon-google-plus
人工物よりも自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報を発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住20年以上。
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ウェーブ・プランニング:  1998年からオーストラリア情報を発信し続け、取材先件数は5,000ヶ所以上。オーストラリアに関する取材や撮影などのメディア・コーディネート、取材代行などをしています。本拠地はシドニー。 ★メディア・コーディネート、取材代行、執筆・撮影依頼等、承ります。こちらまでお気軽にお問い合わせください。