ウルルで豪雨!半世紀に一度という異常気象で巨大な滝が出現、エアーズロックリゾートも洪水

 
2016年、年の瀬も押し迫ったこの時期、ウルル-カタジュタ国立公園を含む中央オーストラリアが、『半世紀に一度』とも言われる記録的な豪雨に見舞われ、そこかしこで洪水が発生。国立公園は閉鎖、一部で避難勧告が出されるなど、極めて珍しい事態となりました。

下記の豪ABCの記事は現在(12/29確認)もアップデートされていますので、これからお出かけの方は一度チェックすることをおすすめします。
Uluru national park closed, scores shelter from flash floods in Central Australia

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激しい豪雨のため、ウルル-カタジュタ国立公園は一時閉鎖

クリスマスの25日から26日にかけて降った雨は、一部の地域では24時間で232mmという、このエリアでは脅威的な降水量を記録。これは、普段は降雨量の少ないオーストラリア中央部では相当珍しい大量の雨です。

豪雨で道路が冠水した他、一部では最大125km/時の強風が吹き荒れ、避難勧告が出されたりと異例の事態となり、人気の観光地ウルル-カタジュタ国立公園も一時閉鎖されたほど。

 

ウルル-カタジュタ国立公園内、現在の状況/一部まだ閉鎖中のところも…

ウルル-カタジュタ国立公園の閉鎖は、27日には解除されましたが、まだ一部のウォーキングトラック(遊歩道)が閉鎖されているようです。

28日現在、閉鎖されている箇所は以下の通り。

 • ノースイースト・トラック North East Track
 • クニヤ・ウォーク Kuniya Walk
 • バレー・オブ・ザ・ウインド・トラック(風の谷ウォーク)Valley of the Winds Track.

ホリデー・シーズンのため、国立公園のスタッフが少なく、トラックの点検が思うように進んでいないようですので、お出かけの際は以下の公式サイトで確認を。

オーストラリア国立公園事務局 ウルル-カタジュタ国立公園アラート(英語)

 

世界遺産のウルルに巨大な滝が出現!見られた人はラッキー!?

大雨が降り、ウルルの岩壁面を伝って流れ落ちる雨水で滝が出現!

上の旅行者による投稿動画で作成した豪ABCの動画でもわかると思いますが、「これがウルル(若干、疑問の投げかけ)。(驚きと共に)そう、これはウルルだ!」と誰しも思ってしまうくらい、本当に珍しいことなのです(笑)

ウルルでは雨が降ると、ときおり滝ができることはあるのですが、今回の滝は壮観!

ここまでしぶきをほとばしらせて滔々と流れ落ちる滝は、なかなか見られるもんじゃありません。オーストラリアのメディア各社が強調するように、まさに『半世紀に一度』の大イベント!?

普段は乾燥して赤い砂が舞いあがる未舗装の道路は、川のように水が溜まり、ウェイクボード(水上スキーのよう動力で引っ張って水上を滑走するスポーツ)するサンタクロースも出現(笑)。

このエリアでは、ほぼ絶対にありえない大雨のクリスマスを楽しんでいました。

 

ヘタすると確実に死が待っている!このエリアを個人で旅する人は要注意

しかし、こうした極めて厳しい気象状況の中、車で移動の旅を強行し、遭難して行方不明になった旅行者グループも…

オーストラリア中央部は、アウトバックと呼ばれるほとんど民家のない砂漠地帯が続き、通常でも厳しい自然環境にあります。数年前にも遭難し、死亡するケースがありましたが、遭難しても行き交う車もほとんどないために発見されず、救助もままなりません。

当然、携帯電話の電波は入りませんし、普段は雨も降らず、水も入手できませんので、早期に発見されなければ確実に死にます…(マジで!)

※追記:行方不明になっていた人たちは、ヘリコプターによる捜索で無事救助された模様です。

 
今回の、歴史に残る中央オーストラリアでの豪雨の様子を、豪ABCがまとめています。
『半世紀に一度』という一大気象イベントをぜひじっくりとご覧ください!

注意)記載の情報は2016年12月28日時点のものです。

この記事を書いた人
Miki Hirano平野 美紀 icon-link icon-twitter icon-facebook icon-google-plus
人工物よりも自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報を発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住18年。
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Wave Planning Pty Ltd.

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ウェーブ・プランニング:  1998年からオーストラリア情報を発信し続け、取材先件数は5,000ヶ所以上。オーストラリアに関する取材や撮影などのメディア・コーディネート、取材代行などをしています。本拠地はシドニー。 ★メディア・コーディネート、取材代行、執筆・撮影依頼等、承ります。こちらまでお気軽にお問い合わせください。