メルボルン
メルボルン
季節の花々や緑豊かな美しい庭園が市内各所に点在し、“ガーデン・シティ”の異名をとるメルボルン。街の中心部には、世界遺産の王立博覧会ビルとカールトン庭園、F1のオーストラリアGPが行われるアルバート公園もあります。また、メルボルンは芸術にも力を入れていますので、街中の至るところに彫刻やアート作品が配されており、アート関係に興味のある人にもおすすめ!
歴史上首都が置かれたこともあり、中心部には英国統治時代の建物が多く残っています。また、オーストラリアにおけるカフェ・カルチャー(カフェ文化)発祥の地でもあるため、小粋 なカフェが多いのも魅力のひとつです。歩いていると、そこかしこに屋根付きアーケードやかわいらしい店がひしめく小道などが現れ、どこかヨーロッパの街にさ迷いこんだよう。
食文化の面では他にも、南半球最大の市場「クイーンビクトリア・マーケット」や地元に根付いたマーケットがいくつも点在しており、食べる楽しみもいっぱい! 街の中心部から放射線状にトラム(路面電車)が走っているのも便利です。
ちょっと郊外へ足を延ばすと、自然いっぱいの国立公園やワイナリーなども点在していますし、コアラやカンガルーなどの野生動物もたくさん生息しています。
【ウェブ旅マガジン・たびまぐ特集記事】スタイリッシュ・メルボルン
メルボルンの気候と服装
メルボルンは、かなり四季がはっきりしています。夏は気温は上がりますが、湿度が低くさわやか。冬は雪こそ降りませんが、かなり冷え込みます。
服装は、基本的に日本の四季と同じように考えていいと思いますが、年間を通して常に朝晩の気温差が大きいので、いつでもさっと着られる 羽織物等を用意しておくのがおすすめ。
「一日のうちに四季がある」と言われるほど、天気がめまぐるしく変わりやすいので、油断は大敵。海沿いはとくに変わりやすく、中でも冬場は急激に気温が下がることもあるので、上着は必ず持参したいところ。防水タイプの上着なら、雨が降っても大丈夫ですし、風避けにもなるのでさらに便利です。
※必ずしも例年通りということはありませんので、あくまでもご参考までに。
日本からメルボルンへのアクセス
日本からメルボルンへは、オーストラリア国内主要都市へ飛び、そこから国内線へ乗継ぐのが一般的です。最も早いのは、直行便でシドニーまで飛び、そこから乗り継ぐパターン。カンタス航空と日本航空がシドニーまで直行便を運行しており、シドニーからは約1時間半で到着できます。
また、上記以外では、アジアの主要都市から、メルボルン行きの直行便を利用することも可能です。※アジア経由便については、「日本からオーストラリアへのアクセス」もご参照ください!
※メルボルン空港から市内中心部までの移動については、「メルボルンの交通」ページをご参照ください!
メルボルンの主な観光地
- 世界界遺産「王立展示館とカールトン庭園」
- アルバート公園(F1オーストラリアGP開催場所)
- クイーンビクトリア・マーケット
- セントキルダ(フィリップ湾沿いの海辺の町)
- クラウン・エンターテイメント・コンプレックス(カジノやレストランなどが入ったコンプレックス)
- ブロック・アーケード(最もエレガントで美しいアーケード)
- フェデレーション・スクエアとフリンダースストリート駅
- ナショナル・ギャラリー・オブ・ビクトリア(ビクトリア州立美術館)
- クックス・コテージ(移築されたキャプテンクックの生家・フィッツロイ庭園内)
メルボルンのツアー・郊外の観光地
- グレートオーシャンロード
- フィリップ島(ペンギンパレード)
- ワイン産地ヤラバレー
- ダンデノンレンジ(国立公園の丘陵地帯)
- ウェリビー野外動物公園
- モーニントン半島
- ソブリンヒル(バララットにあるゴールドラッシュを再現した町)
- グランピアンズ国立公園
メルボルンへの旅 おすすめシーズン
旅行のベストシーズンは、色とりどりの花々が楽しめる“ガーデンシティ”を実感できる春~秋が最もおすすめ! ですが、ショッピングやレストラン、カフェなども充実していますので、基本的に1年中いつ行っても楽しめると思います。
人工物よりも自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報を発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住20年以上。
★執筆依頼、取材代行、メディア・コーディネート等、承ります。こちらまでお気軽にお問い合わせください。