更新中!【オーストラリア大規模森林火災】シドニーの現状と影響

 
随時更新中:最終更新2020/01/02 11:10  《トップ写真》巨大爆発のような黒煙が立ち上るメガ・ファイアとなった巨大規模森林火災

シドニー(グレーター・シドニー)は今のところ大丈夫ですが、今週土曜日1月4日に再び過酷な状況になると予想されています。シドニーの南の海岸沿い=サウスコーストからビクトリア州との州境付近は現在最も深刻でかなり危機的な状況。土曜日までに全住民及び観光客はその場所を離れるようにとの命令が出ています。詳細な現状はTwitterで随時、ツイートしていますので @mikihirano をチェックしてください。

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シドニーの街全体が森林火災の煙で覆われ、オペラハウスやハーバーブリッジがほとんど見えなくなるなど、深刻さを増している大規模森林火災。

一向に鎮火する気配がなく、最も被害が深刻なのは、シドニーを州都とするニュー・サウス・ウェールズ州ですが、クイーンズランド州南部や西オーストラリア州でも、警告が出されるなど、オーストラリア国内各地で森林火災が発生しています。

そこで、最も懸念されているシドニー周辺の森林火災の影響と最新状況をまとめました。

※現時点での状況をまとめたものであり、状況は刻一刻と変わっていますので、お出かけの際は下記で紹介している公式情報を必ずチェックしてください。

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最も被害が深刻なニュー・サウス・ウェールズ州

 

シドニー郊外が煙に覆われ、太陽がこんなふうに見えたことも…
シドニー郊外が煙に覆われ、太陽がこんなふうに見えたことも…

 
シドニーの北西では、これまでに発生していたいくつかの森林火災が次々と合併し、2つの大規模森林火災となっていましたが、 12月5日にはそれらがさらに合併し、ついに、“メガ・ファイア”と呼ばれるほどの巨大規模の森林火災へと発展!

現在、シドニー首都圏(約12,367平方キロメートル)と同規模、もしくはそれ以上とも言われる巨大規模森林火災となっています。

シドニー首都圏と同規模の巨大火災「メガ・ファイア」とブルーマウンテンズ南部の火災の規模はとてつもない大きさ!
シドニー首都圏と同規模の巨大火災「メガ・ファイア」とブルーマウンテンズ南部の火災の規模はとてつもない大きさ!

 
また、シドニーの南西でも大規模な森林火災が発生しており、火の手がシドニーの都市部へと迫ってきています。

現在、州内で最も被害がでているのは、ポートマッコリーから西へ入った内陸部ですが、これら州内すべての森林火災を合わせると、既に27,000平方キロメートル以上が燃え、12月11日までに720戸の住宅が焼失したと報告されています。

ブルーマウンテンズの真ん中を通るグレート・ウェスタン・ハイウェイから北西を望むと爆発したような黒い煙が!
ブルーマウンテンズの真ん中を通るグレート・ウェスタン・ハイウェイから北西を望むと爆発したような黒い煙が!

 

シドニーと近郊の観光地への影響

シドニー郊外まで大量の煙が流れてくることも…
シドニー郊外まで大量の煙が流れてくることも…

 


 
12月23日現在、以下の道路閉鎖は一部を除いて解除されています。

 
シドニー中心部やビーチ・エリアへの影響は、今のところまったくありません。ただ、風向きによっては冒頭に書いたように、大量の煙が流れてくることがあるため、目や鼻、喉の痛みなどを感じることがありますので、注意および対策が必要です。

シドニーからの観光地として人気のブルーマウンテンズは、北側(メガ・ファイヤー)と南側で森林火災が発生しており、火の手がかなり近くまで迫っています。国立公園の北側経路であるベルズ・ライン・オブ・ロードは閉鎖、ブルーマウンテンズ植物園は閉園していますが、今のところ、カトゥーンバのスリー・シスターズ展望台やシーニック・ワールドはオープンしています。

ブルーマウンテンズのスリーシスターズ展望台からシーニックワールド方面を望むとこんな感じ(12月15日撮影)
ブルーマウンテンズのスリーシスターズ展望台からシーニックワールド方面を望むとこんな感じ(12月15日撮影)

 
ですが、シーニック・ワールドは火の手の先端がすぐそばまで迫っており、周辺の道路も閉鎖しているところが多くなっていますので、注意してください。

シーニックワールドからスリーシスターズを望むとこんな感じ(12月15日撮影)
シーニックワールドからスリーシスターズを望むとこんな感じ(12月15日撮影)

 

今後の見通しは?40~50℃の気温上昇でさらに過酷な状況に…

ブルーマウンテンズの西側の町リスゴー付近は、火の手がすぐそこまで迫っている…
ブルーマウンテンズの西側の町リスゴー付近は、火の手がすぐそこまで迫っている…

 
今週は、オーストラリア各地で40~50℃という猛烈な暑さになることが予想されており、シドニーでも12月19日、21日は、40℃まで上昇する予報がでているため、火災現場はさらに過酷な状況になると言われています。

シドニー近郊をはじめ、州内ではここ数ヶ月間ほとんど雨が降らない状況が続いており、シドニーでは取水制限のレベルも引き上げられました。また、州内全域で火器使用厳禁となっています。

今後もしばらくはまとまった降雨は見込めないことから、森林火災の鎮火には、まだまだ時間がかかりそうな状況です。

ニュー・サウス・ウェールズ州消防局では、以下の公式サイトで、森林火災の状況を随時更新していますので、お出かけの際は、必ず最新情報をチェックしてからお出かけください!

ニュー・サウス・ウェールズ州消防局 Fires Near Me

注意)記載の情報/データは2019年12月18日時点のものです。初稿:2019/12/18 16:22、最終更新:2020/01/02 11:10

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この記事を書いた人
Miki Hirano平野 美紀 icon-link icon-twitter icon-facebook icon-google-plus
人工物よりも自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報を発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住20年。
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Wave Planning Pty Ltd.

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ウェーブ・プランニング:  1998年からオーストラリア情報を発信し続け、取材先件数は5,000ヶ所以上。オーストラリアに関する取材や撮影などのメディア・コーディネート、取材代行などをしています。本拠地はシドニー。 ★メディア・コーディネート、取材代行、執筆・撮影依頼等、承ります。こちらまでお気軽にお問い合わせください。