世界遺産カカドゥ、マゼンタ色の朝焼け
世界遺産カカドゥ、マゼンタ色の朝焼け 2011年7月1日
☆先日、ノーザンテリトリーのカカドゥ国立公園内に取り残されたクーンガラ地区が、世界遺産に組入れられることが決定しました。クーンガラは、潤沢なウラン鉱脈があることで知られ、海外の原子力企業から採掘・開発の危機にさられていました。その採掘から守るため、オーストラリア政府とこのエリアの先住民族は世界遺産への編入を申請し、ようやく認められたのです。これで、永遠に採掘の魔の手からは守られることに。この裏で大変な努力をしてきた先住民の長のお話は以下でご紹介しています。
この写真は、カカドゥ国立公園内のイエローウォーターでできる早朝クルーズ時のもの。ボートに乗り込む前、こんな素晴しい朝焼けを見ることが出来ました!本当に幻想的で、思わず胸がいっぱいになり、熱いものがこみ上げて来るような朝焼け…。こんな清々しい朝は、なかなか味わえません。太陽が昇り、湿原を照らし出すと数え切れないほどの鳥たちが舞う…その光景は、まさしく「静寂のサンクチュアリ」です。
※カカドゥ国立公園のご紹介は、こちらで♪
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この記事を書いた人
平野 美紀 人工物よりも自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報を発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住20年以上。
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