シドニー発、ホエール・ウォッチングクルーズへ出発!
タイミングさえよければ、陸からでもクジラが見られるシドニー。今回は、見られる確率がグンと高い(ほぼ100%!)シドニー発お手軽ホエールウォッチングクルーズをご紹介!
シドニーでホエールウォッチング? と思う人もいるかもしれませんが、南半球が冬になると、南極海域に生息するクジラたちが、越冬と子育てのため、暖かい海を目指して北上します。
この時の通り道となるのが、オーストラリア大陸の東側。列を成してシドニー沖を移動していくのです!
つい先日も、シドニー北部のビーチでクジラが出産。大勢の地元の人々が見守る中、産まれたばかりの赤ちゃんとお母さんクジラがシドニー湾へと入っていったばかりです。
野生の海洋生物(イルカやクジラ)を見守る団体ORRCAのその時のツイートがこちら↓。
ORRCA can now confirm that we now have a big bouncing baby whale!! #whaleon pic.twitter.com/E1q3ApEkTF
— ORRCA (@ORRCA_Inc) 2014, 7月 17
シドニー湾から出航するホエールウォッチングクルーズ
ホエールウォッチングクルーズのツアーは、ポートスティーブンスやジャービスベイなどへいかないと参加できないと思われがちですが、実は、シドニー市内中心部の港から出航するツアーがあり、ここ数年は、催行会社も増えました。
ほとんどのクルーズが3~4時間程度と、半日で参加可能なため、短いシドニー滞在でも時間を有効に使えます。午前中、ホエールウォッチングクルーズして、午後はショッピング…なんてスケジュールもOK!
クジラが見られるシーズンはいつ?
クジラたちがシドニー沖を通過するのは、だいたい6月下旬くらいから11月くらいまで。北上シーズンが6月下旬~8月で、南下シーズンが9月~11月といった感じです。どのクルーズ会社も該当シーズンのみの催行となります。
北上シーズンのほうが手前(陸側)を通るため、若干、乗船後早めに見られるケースが多いようですが、春先の南下シーズンのほうが海が穏やかになるケースが多いとか。そして、午前クルーズのほうが、午後に比べて海が荒れないことが多いので、船酔い体質の人は、そのあたりを考慮して予約するのがおすすめです。
また、ほとんどのクルーズ会社が、見れなかった場合(一頭も発見できなかった場合)、無料で翌日以降に再乗船させてくれる “見られる保証” をしています。予約の際に確認してみてください。
▼その他の、主なシドニー発ホエールウオッチングクルーズ一覧はこちら。
ダーリングハーバー出航の4時間ホエールウォッチングに参加してみました!
先日、シドニー中心部のダーリングハーバーから出航する約4時間のホエール・ウォッチングクルーズに参加してきましたので、その時の動画を公開します。(とりあえず、クジラが現れた時の動画のみとなっていますが、イルカたちの伴走も素晴らしかったので、そちらも後日公開する予定です。お楽しみに♪)
このクルーズでは、シドニー湾を出て、シドニーの街が見えるくらいの場所で、クジラたちが北上していく途中を見ることができました。風は強かったものの、晴天に恵まれ、3頭のクジラを見ることができ、大感動!
その時の動画がこちら↓です。風が強くて船が揺れたため、撮影中の風切り音が激しかったりと、動画にお見苦し部分が多々ありますが、クルーズの雰囲気を伝えるために、あえて残してあります。
※この動画を撮影するに当って、私(平野)が参加したホエールウォッチングクルーズの割引コードを無料で差し上げます。ご希望の方は、ツイッターから@mikihirano(https://twitter.com/mikihirano)へ声かけてください!日本語で予約できるページも一緒にお知らせします♪
また、どうしても船酔いが心配で…という人は、陸上から見つけてみてはいかが?絶対見られるとは限りませんが、シーズン中ならトライしてみたいところ。こちらの記事では、シドニー近郊で陸上からクジラが見られる、おすすめのビューポイントをご紹介しています。
注意)記載の情報/データは2014年7月時点のものです。
人工物よりも自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報を発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住20年以上。
★執筆依頼、取材代行、メディア・コーディネート等、承ります。こちらまでお気軽にお問い合わせください。