登山の代わりに体験したい!ウルル満喫アクティビティ -無料編
ウルル観光で人気の『ウルル登山』。ですが、こちらの記事でもご紹介した通り、現地で暮らしてきたアボリジニの人々からは、「Don’t climb Uluru. ウルルに登らないで」というメッセージが出されています。
このメッセ―ジが明確に表示されるようになってから、ウルル登山をしない=やめる人が増えました。しかし、まだまだ登っている人もいるのが現状…
「せっかく楽しみにしてきたのだから登らないなんて!」という声も聞こえてきそうですが、登山をしなくても、ウルルでは、他では体験できないユニークで思い出になるアクティビティがいっぱい!無料で体験できるものもたくさんあります!!登山の代わりに、ぜひ検討してみてださい。
※有料編もアップしました!お金はかかっても、さらに思い出に残る体験ができること間違いなし!のおすすめアクティビティ&オプショナルツアーをご紹介しています。無料のものと合わせて、ぜひどうぞ♪
PR:ウルル(エアーズロック)で体験できる多彩なアクティビティ
聖地としてのウルルを体感する、無料ウォーキング・ツアー
ウルル登山の登り口である「マラ・ウォークMala Walk」では、毎日、朝8時から無料のウォーキング・ツアーが催行されています。国立公園のレンジャーが、ウルルに残る洞穴やアボリジナル・アートをひとつずつ解説。アボリジニの人々が、どのようにウルルで暮らしてきたかがよく分かり、生活の場であり、聖地として、いかに大切にしているのかということが伝わってくるはずです。
▼国立公園レンジャーによる無料ガイド マラ・ウォーク Free ranger-guided mala walk
場所:マラ・ウォーク入口(Don’t climb Uluruの看板横のマラウォーク・サイン前)に集合
時間:毎日午前8時~ 約1.5時間
難易度:低 ※往復2キロの平坦なコースですので、誰でも参加できます。
予約:不要
アウトバックの植物、ブッシュタッカーを知る、無料ガーデン・ツアー
エアーズロック・リゾートの「デザート・ガーデン・ホテル」と「セイルズ・イン・ザ・デザート・ホテル」では、毎朝、無料のガーデン・ウォーク・ツアーを催行しています。アウトバックのオアシスともいえる緑豊かで広大なガーデンをアボリジニのガイドと共にウォーキング。
この地に根付いてきた植物のことを熟知したアボリジニのガイドが、その植物がどのように使われてきたか、実演を交えて、丁寧に教えてくれます。ブッシュタッカーとして、食用にされてきた植物は、実際に食べてみることも可能。草花に興味にある人はもちろん、そうでない人も楽しめる無料のウォーキング・ツアー。参加しないと損!かも?
▼無料ガーデン・ウォーク Free Guided Garden Walk
-8:30~ デザート・ガーデン・ホテル
-9:45~ セイルズ・イン・ザ・デザート・ホテル
場所:出発時間までに、各ホテルのロビーに集合
時間:毎日、上記参照 どちらも約1時間
難易度:低 ※ガーデン内の平坦なコースですので、誰でも参加できます。
予約:不要
他にも、アボリジニの知恵を知る、無料アクティビティがいっぱい!
太古の昔から伝えられてきたアボリジニの知恵を知ることができる無料のアクティビティが、他にもたくさんあります。エアーズロック・リゾートでは、毎日、誰でも気軽に参加できる無料のアボリジナル・アクティビティを催行しています。
この地に伝わる太古の知恵をアボリジニのガイドが解説してくれる「ブッシュ・ヤーン・アット・ザ・サークル・オブ・サンドBush Yarn at the Circle of Sand」では、狩猟のための矢やブーメラン、ブッシュタッカーなど、アウトバックを生き抜くための“サバイバル・キット”を知ることができます。11時の回は、ブーメラン&矢投げも体験できるので、子供連れの方にはとくにおすすめ!
また、午後のひとときには、ディジュリドゥと呼ばれる古代の楽器を聴きながらのランチや、木陰でアボリジニのダンスを見ながらの休憩もオツなものです。アボリジニ・ダンスは参加型なので、ぜひ一緒に踊ってみてください♪
以下、開催場所はすべてリゾート・ショピングセンターのタウン・スクエアにて。
▼ブッシュ・ヤーン・アット・ザ・サークル・オブ・サンド Bush Yarn at the Circle of Sand
時間:毎日11:00、11:30、13:00、13:30の4回、約30分
▼ブーメラン&矢投げ体験
時間:毎日11:00~ 約30分
▼ディジュリドゥ演奏
時間:毎日12:30~ 約30分
▼アボリジニ・ダンス上演
時間:毎日16:00~ 約1時間
気ままに楽しむバード・ウォッチングとウォーキング
ウルル周辺は、過酷な自然環境の荒野でありながら、枯れることのない泉があったりするため、豊かな自然が息づき、動物達もたくさん暮らしています。中でも日差しがきつくなる前の午前中は、鳥たちのパラダイス!アウトバックでしか見られない珍しい鳥がたくさん生息していますので、バード・ウォッチャーは見逃せません!もちろん、鳥に興味のない人でも爽快なウォーキングを楽しめます。
ウルルの周りを歩くウォーキング・コースは、最初にご紹介したマラ・ウォークの他に4ヶ所あり、それぞれの場所で見られる鳥の種類も若干異なりますので、歩き出す前に、無料アプリを入手して下調べしておくのがおすすめ。スマートフォン以外の人は、下記のPDFを印刷してお持ちください!
※ウルル、カタジュタ周辺でのウォーキングは、できる限り午前11時頃までに終わるように計画してください。午後は日差しが非常にきつく、体調不良になることも…。くれぐれも飲料水を多めに持って(できれば1人2リットルくらい)、体調管理は万全に!
▼ウルル・バードウォッチング Urulu Birdwatching
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注意)記載のデータは2015年2月時点のものです。その後、変更になっている可能性もありますので、お出かけの際は公式サイトで確認を。尚、国際電話をかける場合、オーストラリアの国番号は+61です。
人工物よりも自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報を発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住20年以上。
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