パース | 西オーストラリア
★パースと西オーストラリアの記事&コラム一覧 ※2014年3月28日更新
基本情報は以下からどうぞ。
西オーストラリア州の特徴
オーストラリア大陸の約3分の1を占める西オーストラリア州。インド洋に面した広大な州内は、熱帯や砂漠、地中海性など、複雑に入混る気候が造り上げた雄大な景観が魅力! 手付かずのままの自然が広がり、未開の地が最も多い州でもあります。とくに内陸部は、人口希薄地帯のアウトバックですので、旅をするのは困難です。
主な見どころは沿岸部にありますが、北へ行くほど町も少なくなりますので、旅行の計画は入念に。 観光は一般的にパースが中心になると思いますが、日本ではまだまだ知られざる穴場がいっぱい! 素晴らしい大自然が広がる国立公園や驚くほど美しいビーチがたくさん点在しています。
パース、西オーストラリア州の気候と服装
主な町は沿岸部にあり、州都パースを中心に、温帯性気候の過ごしやすい南西部に人口が集中しています。北へ上がると世界遺産のエリアシャークベイあたりは亜熱帯、それ以北は熱帯性気候。さらに最北部に至るあたりは、熱帯性雨林気候に属します。熱帯エリア以北は、雨季と乾季に分かれ、夏場はサイクロン(南半球の台風)が上陸することも。内陸部は乾燥した砂漠に覆われています。
パースは年間を通して温暖で過ごしやすく、日中はほぼ一年中半袖でもOKです。ただし、東部に比べると少々乾燥気味。夏でも日没後は肌寒く感じることもあるので、軽い羽織物がると便利です。また、夏は乾燥と日差しの強さがハンパじゃないので、日焼けと乾燥対策をより万全に。
西オーストラリアの州都:パース
インド洋に面した広大な西オーストラリア州都パース。郊外には、夕陽が美しいサンセットコーストが続き、自然との融和が心地よい緑豊かな街です。スワン川のほとりに開けた中心部は、程よく小さくコンパクトにまとまっていて、旅行者でもわかりやすいはず。街全体がゆったりとしており、のんびり過ごすのにぴったりです!
西オーストラリア州の主な観光地
- 世界遺産シャークベイ、モンキーマイア
- パース
- ピナクルズ
- ワイン産地マーガレットリバー
- ブルーム(月への階段)
- 世界遺産パヌルル国立公園(バングルバングル)
- 世界遺産ニンガルーコースト/ニンガルーリーフ
- 世界遺産オーストラリアの囚人史跡群(フリーマントル刑務所)
パース、西オーストラリア州へのアクセス
日本からパースへの直行便は廃止になってしまいましたので、一番簡単なアクセス方法は、オーストラリア国内主要都市まで飛び、そこから国内線で移動する方法。または、シンガポールやインドネシアなどのアジア主要都市で乗り継ぐことも可能です。
パースからは、ピナクルズや世界遺産シャークベイ、ロットネスト島、ロッキンハムのドルフィンスイム、ワイン産地マーガレットリバーなどへの日帰りツアーが催行されています。その他の観光地へのツアーはほとんどありませんので、レンタカー利用がおすすめです。
北部エリアを旅するなら、オーストラリア国内主要都市から国内線の就航が最も多いブルームをゲートウェイにするのが便利だと思います。また、世界遺産パヌルル国立公園へは、ブルームまたはダーウィンからローカル線で北部の町カナナラへ飛び、そこからツアーに参加する方法が最もポピュラーです。
パース、西オーストラリア州への旅 おすすめシーズン
旅行のベストシーズンは、パースを中心とした南西部ならほぼ1年中OK! また西オーストラリア州は、春のワイルドフラワーのメッカ。ワイルドフラワーが一面に咲く”美しいお花畑”の光景を見ることができます。ワイルドフラワーは北部の町ピルバラあたりから順次、北から南へと逆桜前線のように下ってきます。
北部の熱帯エリア以北は、夏場は雨季となるため、旅行にはあまりおすすめではありません。
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人工物よりも自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報を発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住20年以上。
★執筆依頼、取材代行、メディア・コーディネート等、承ります。こちらまでお気軽にお問い合わせください。